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熊倉 稔; 荒川 和夫; 杉浦 俊男
Journal of Chemical Physics, 69(11), p.5082 - 5087, 1978/12
被引用回数:2アセチルクロライドのイオン-分子反応では含酸素分子に一般に著しく生成されるところのプロトン化分子は生成されないことが明らかになり、これは長寿命の不安定中間体イオンが生成されこの中間体イオンが解裂してCHCOになっていることが判った。中間イオンはメタスティブルイオンの検出からCHCOClHイオン種が同定された。プロピルアセテートとアセチルクロライドとの二成分系においては中間体イオン生成に対するCHCOおよびCHCOOHなどの反応イオンの効果が調べられ、プロピルアセートからのアセチルイオンはアセチルクロライドからのアセチルイオンに比較してプロトン化アセチルクロライド分子の生成に対して前駆体として寄与することが明らかになり、両者のイオンの反応性の差は並進運動エネルギーの測定から明らかにされた。